ひとりサロンの開業のためにまずコンセプトを考えよう

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りっきー先生
りっきー先生

開業する!と決めて、1番に考えたことは…お店の名前でした

たか
たか

名前はお店の顔なので悩みますね〜

りっきー先生
りっきー先生

お店の名前は大事だけど、名前より先にコンセプトから考えよう!お店の名前もコンセプトから作るとサービスにもつながります!

ひとりサロン経営をしていると、どんどんひとりサロン経営者(ネイルサロンやマツエクサロン、整体院、赤ちゃんフォトスタジオなど)とつながり、自分のサロンだけでなく、友人たちのサロンの経験も紹介していきます!

りっきー先生
りっきー先生

この記事ではこれからサロンを開業したい方に向けた、コンセプトの作り方を紹介しています。

コンセプト・ターゲット層設計が重要な理由

サロン開業において、コンセプトとターゲット層の明確化は成功のカギです。

成功のためのコンセプト

この2つが定まることで、サービス内容やマーケティング戦略が一貫し、集客につながります。

サロンのコンセプトとは

サロンのコンセプトは、そのサロンが目指す方向性や理念を示すものです。

具体的には

  • 提供するサービス
  • 顧客へのアプローチ方法
  • サロンの雰囲気

を決めます。例としては…肩こりを改善するオイルマッサージを働く30代の女性にSNS広告を使って集客して、閑静な住宅街にある自宅サロンで人目を気にせずゆっくりできる空間にする!とか

コンセプトが運営に与える影響

コンセプトは経営戦略やサービスの質に直接影響します。

例えば、ターゲット層に合わせた価格設定やサービスの内容が決まるため、経営の一貫性を保つためにも重要です。

特に価格は後から修正しにくい部分になりますので、コンセプトを入念に決めておきましょう。(低価格で何度も利用できるor多少高め設定で、高級感・特別感を出すなど)

良いコンセプトとは

良いコンセプトは、明確で一貫性があります。

顧客に対してわかりやすく、かつ魅力的で、競合との差別化が図られ、顧客に強い印象を与えることが重要です。

例としては「睡眠の質改善専門!」など、◯◯専門など、絞り込んだ方が良いでしょう。

コンセプトを決めるための3ステップ

自分の強みや専門性、熱意を書き出す

まずは自分の得意な技術・経験を活かすのが鍵になるので、それを書き出しましょう。

専門性を活かしたサービスやスタイルを持つことが他のサロンとの差別化になります。

次にGoogleマップなどを使って、近くの他のサロンを検索してみましょう。

そこのサービスの内容や価格、サロンの雰囲気などを自分のサロンと比較して売り出せる特徴を見つけることが差別化のポイントです。

提供したいサービス内容を絞り込み、ターゲット層にわかりやすい言葉で表す

自分ではわかっていても、お客様がそれをわかるとは限りません。専門用語を使わず、専門性を説明できることが重要。

サロンの雰囲気・デザインに落とし込む

コンセプトに合わせたサロンの内装やデザインを決めることも重要です。

ターゲット層が心地よく感じる空間作りを意識し、ビジュアルやテーマカラーを統一することで、サロンの印象を強化します。

うちのテーマカラーはブルー!院内イメージはホワイト+木目調で爽やかさに高級感を少しプラス!

迷わないためのターゲット層

ターゲット層の明確化

ターゲット層は、サロンが提供するサービスに最も価値を感じる顧客層を指します。

ターゲット層を明確にすることで、サロンのサービス内容やプロモーション方法が決まります。

顧客層に合わせた戦略を取らないと、お店を知ってもらう機会を失います。

集客とリピーター獲得のため、ターゲット層は決めておくことが重要

例えば、小顔矯正サロンなどではSNSでの検索が多いのでSNS戦略を必要としますし、高齢者を対象とした整体院などでは、チラシ・ポスティングなどのオフライン広告が重要になります。

ターゲット層を決める際の注意点

ターゲット層を絞りすぎると集客が難しくなることがあります。

逆に広すぎると、誰に向けたサービスなのかが不明確になり、ブランドの印象がぼやけてしまいます。

バランスを意識しましょう。

ターゲット層を決めるための具体的な方法

多くの人を想像するのではなく、一人の顧客像(ペルソナ)を作成します。

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 趣味
  • 家族構成
  • ライフスタイル

などを人物像として落とし込みます。こんな人…ではなく、1人を決めます。

などを人物像に落とし込んだものです。

こんな人…ではなく、1人を想像してみましょう。

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コンセプトとターゲット層が決まったら

明確なコンセプトとターゲット層が決まったら、そこからお店の名前やサービス(メニュー)の名前などを決めると、わかりやすくすんなりと決まるはずです。

厚生労働省の統計によると、マッサージ院、鍼灸院、整骨院、整体院など療業と呼ばれる治療院は全国にあるコンビニの店舗数の約2倍以上あると言われています。ネイルサロンも2万軒以上!

同じような名前で出しても「たくさんの同じようなものの中のひとつ」になってしまい、見つけてもらえません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ひとりサロンの開業は、自由とやりがいを手に入れる素晴らしいチャンスですが、成功にはしっかりとした準備が必要です。

コンセプトとターゲット層を明確にすることで、サロンの方向性が定まり、集客やサービスの提供がスムーズに進みます。

自分の強みを活かし、ターゲットにぴったり合ったサービスを提供することで、必ず成功に繋がります。

ABOUT ME
りっきー先生
りっきー先生
ひとりサロン・治療院経営者
田舎でひとりサロン(のち治療院)を経営! 雇われを卒業して経営者の道へ あまりお金をかけず、自分で出来ること(チラシ・ポスティング・DIY・経理など)は全部やってみて、ひとりサロンを開業。夢を実現し、人もお金も時間も自分の裁量へ!少しずつ大きくなって、本当の自由を手に。そしてさらにその先へ! さまざまなサロン・治療院経営の本を読み、セミナーを受け、紆余曲折・無駄足を踏み…。これからサロンを経営して自由を得たい!という方には無駄な回り道をしてほしくない!これから歩みだす方や停滞を打破したい方に向けた役立つ情報発信ブログが今の生き甲斐。
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