実はおすすめの開業方法/自宅・テナント以外
サロン開業を考えた時に、自宅で開業するのか、部屋を借りるのか、訪問だけで始めるのかは最初に考えることの一つ。
自宅でちょうどいい部屋がないよ…。それに部屋を借りるお金もまだ貯まってないなぁ…
集客の難しさを解決し、テナントで部屋を借りるより安くサロンを開業する方法があります!もちろんメリット・デメリットありますが、意外とうまくいくと固定客がつきますよ!
ひとりサロン経営をしていると、どんどんひとりサロン経営者(ネイルサロンやマツエクサロン、整体院、赤ちゃんフォトスタジオなど)とつながり、自分のサロンだけでなく、友人たちのサロンの経験も紹介していきます!
この記事ではこれからひとりサロンを経営したい方向けに
自宅サロン・テナントで開業以外の方法を紹介します!
コラボするというwin-win関係を築く
いわゆる間借りです!あまりのある部屋を借り、そこの顧客を紹介してもらう…win-winの関係を築いて開業する方法です。
リラクゼーションや治療院の例としては
- ネイルサロン
- 美容院
- パーソナルジム
提供サービスが被るところは難しいので、ちょっと違う分野のところがいいですね。銭湯に手もみ屋さん・リラクゼーションが併設しているところがありますが、あれを個人でやるイメージです!
どうやって話を持ちかけるかと言うと、まずそこのお客さんになるのが早いですね。美容院は個室を持っているところも多いので、話が進みやすいです!
場所代はもちろん交渉次第です。1日いくらなのか、1人いくらなのかで考えることが多いです。(1ヶ月いくら〜なら安いテナントと一緒になっちゃうので)
1日いくらだとお客様が少ないと負担が増えます。私は当初、自宅サロンで開業し、縁があって、美容室の個室を借りる方法を取っていました。
美容院には1人いくらで払っていましたね!その場合、売上の20〜30%ぐらいが落ちつくところになるかと。
メリット
- テナントを借りるなどの固定費のリスクが減る
- 顧客の相互紹介が得られる(これが大きい!)
- 初めてのお客様も安心感があり、自分も安心感が生まれる
- 支払い方法が増やせる(クレジットカード払などに対応していない場合など)
デメリット
- ちょっと立場が弱い(制約は多少生まれる)
- 技術をきちんと理解してもらっていないと集客がうまくいかない
- 予約管理をきちんと決めておかないとモメる原因になる
訪問という形
自宅でもなく店舗も持たず、お客様のお宅へ伺う方法も、実はやっていました!
お客様は行く手間が省けて楽になりますが、家に来てもらうのはちょっと…と抵抗感がある方も多いのでメリットもあるけど、デメリットもそれなりにあります。
メリット
- お客様は移動がない
- 慣れた空間で落ち着く
デメリット
- 他人を家にあげたくない人やスペースがない人にはハードルが高い
- 提供サービスによっては手を洗わないといけないとか、水や電気が必要なサービスもあると思います。その場合はかなり気を使います。
- 折りたたみベッドなどを使用する場合など車移動が必要の人はお客様のところで車が駐められるか事前に確認を
- 折りたたみベッドや道具類は物によりますが…結構重いので大変
公民館は意外と簡単に借りれる
地域の公民館は意外と簡単に借りれます!お住まいの市町村などで公民館を借りられるか調べてみましょう!
健康体操やヨガ教室など、案外公民館でやっていますよ!
ただ、公民館の場合は営業してはいけないところも多く、無料で教室などを開いて自宅サロンや訪問などに繋げる方が使い方としては良いと思います。
公民館で人を集めて、自分を知ってもらい集客へ!それでうまくいっている例は多数あります。
自宅・テナント以外での開業のポイント
初期投資を少なくする
店舗を借りる必要がないのはありがたいことです
賃貸料や内装費用などの初期投資がかからないことが最大のメリット!
設備などいろんな物をそのまま使えることで最低限の準備で開業が可能です。
特に賃貸料は毎月固定でかかるので、初期では経済的に負担となります。リスクを抑えつつビジネスを始められます。
集客の主体を自分に!
お客様の紹介を受けられるのはとてもメリットですが、丸投げしてはいけません!お借りする場の雰囲気を壊さず、それでいて自分の強みを前面に打ち出したポスターやチラシを準備し、自分の顧客にしていきましょう!
自分の顧客へ!例えば、LINEやInstagramなど個別に連絡を取れるよう誘導します。しかし、お借りしているところとの関係性維持も大事なので、SNSへの誘導はモメないよう事前に説明を(同業種ではないので、お客様を取ったとか持ち出したとかにはならず、それほどモメることはないと思いますが念には念を)
公民館などでは集客自体がダメのところもあるようです。事前に確認を!でも、できるだけどこでやっているよ!とか、聞かれるようにするのも大事です。
支払いの方法を考えておく
金額が大きい場合、PayPayやクレジットカード払を利用したいお客様が増えます。最初から現金Onlyにするなら、そのように記載を。地域性もあるのかもしれませんが、6千円くらいまでは現金の方も多いですが、それ以上だとクレジットカード払が増えるように感じました。
お支払いを受けるのは自分なのか、お借りしている場所の方なのかは事前に決めておきましょう。どちらもやってみましたが、自分がお支払いを受けて、後ほど場所代をお渡しする方が楽です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
訪問型や間借りには多くのメリットがあります!
固定客がつき経営が安定するまで経費を抑えられ、リスクを減らせます。
私は当初は自宅サロンでスタートし、お部屋をお借りするスタイルと併用しながら、頼まれたところは訪問していました(訪問としての集客はしていません)
ただ、顧客定着には若干、難しさもあり、ある程度の期間行って信頼関係を築く必要があります。
メリット・デメリットを考慮して、どの形態にするか検討してください。