自宅で開業するひとりサロン
サロン開業を考えた時に、自宅で開業するのか、部屋を借りるのか、訪問だけで始めるのかは最初に考えることの一つ。
夢のサロンだから、あれもこれも実現したーい!
自宅で開業する場合も、部屋を借りる場合もメリットとデメリットがあります!私は当初自宅サロンで開業しました!
ひとりサロン経営をしていると、どんどんひとりサロン経営者(ネイルサロンやマツエクサロン、整体院、赤ちゃんフォトスタジオなど)とつながり、自分のサロンだけでなく、友人たちのサロンの経験も紹介していきます!
この記事ではこれからひとりサロンを経営したい方向けに
自宅で開業するメリット・デメリットを説明しています!
自宅で開業するメリット
- 初期投資が少ない
- 時間の設定が自由
- 交通費や移動時間がない
- アットホームと信頼関係
- 水道光熱費の削減
初期投資が少ない
自宅をサロンとして使用するため、店舗を借りる必要がないのはありがたいことです
店舗探しは結構手間がかかります。
それに賃貸料や内装費用などの初期投資がかからないことが最大のメリット!
設備などいろんな物をそのまま使えることで最低限の準備で開業が可能です。
特に賃貸料は毎月固定でかかるので、初期では経済的に負担となります。自宅サロンはリスクを抑えつつビジネスを始められます。
時間の設定が自由
自宅サロンだから!というわけではないけど、自由の第一歩でもある、営業日や営業時間を自分で柔軟に決めることができるのはひとりサロンの良いところ!
家事や育児などの個人的な事情に合わせてスケジュールを調整をしてストレスなく働ける環境を作れます。
プライベートと仕事のバランスを良く保つことは良いサロンづくりには重要です。
交通費や移動時間がない
自宅で開業することで、サロンへの移動が不要となり、交通費や通勤時間が削減できます。
移動時間は少しでもあると、やはりもったいない。
この時間を営業やマーケティング活動に充てるなど有効活用しましょう!
移動のストレスがないのはありがたいことです。
アットホームと信頼関係
自宅は誰でもどうぞ!という場所ではないので、特別感が生まれます。
そのため顧客との心の距離感が近くなり、信頼関係を築きやすいというメリットがあります。
このパーソナルな関係性はリピーター獲得にはとても重要で、長期的な関係を築くことができれば経営は安定します。
水道光熱費の削減
家賃や光熱費の一部をビジネス用として計上できます。
うまく経費として計上することで経費を抑えることができます。
自宅で開業するデメリット
- 仕事とプライベートの境界が曖昧
- 集客が難しい
- 生活感問題
- 設備やスペースの限界
- 近隣への配慮が必要
仕事とプライベートの境界が曖昧
自宅でサロンを開業すると、すぐ側にプライベートな空間があるため、仕事とプライベートの境界があいまいになりがちです。
家族や自分の生活空間が近いため、業務に集中しにくく、気持ちの管理が難しいことがあります。
集客が難しい
大きな看板を出すことができなかったり、そもそも隠れサロンとして看板を出さない等、通行人の目に止まる集客は難しいです。
また住宅地の中での営業となる場合がほとんどなので、商業施設に比べて立地的に不利になることがあります。
その場合はチラシやSNS広告などでの集客努力が求められます。
特に自宅サロンの新規顧客獲得には口コミの拡大による認知度アップが必要です。
生活感問題
生活感が溢れているのはマイナスになります。
毎回、部屋の片付けに追われることも…
家族の生活音が気になることもあり、お客様にとっても、プライベート空間に入ることに抵抗を感じる場合もあります。
設備やスペースの限界
ベッドやイス、美容機器など大型の設備を必要とする業態の場合、物理的に対応できないことがあります。
また、使用する部屋への動線を考える必要があります。
玄関から1番近くの部屋、すぐ近くにトイレがある。そして、リビングなど生活感のある部屋は通らないのが理想です!
近隣への配慮が必要
特に車社会の地域は駐車場の利用や騒音には十分注意を払いましょう。
人の出入りや音は周囲の住民とトラブルが発生する可能性があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自宅で開業するサロンには多くのメリットがあります!
固定客がつき経営が安定するまでは自宅でやるというのは経費を抑えられ、リスクを減らせます。
私も当初は自宅サロンでスタートしました!玄関から入ってすぐの8畳の和室を利用していました。
ただ、誰でも呼べるわけではなく…物騒な世の中なので誰にでも自宅を知られるわけにはいきません。(女性施術者は女性のお客様だけ…など考える必要があります)
その分、集客の難しさもあり、十分な信頼関係を築いて口コミで新規顧客を獲得しなければいけません。それは本当に厳しいです。なかなか増えません。しかしSNSには爆発力があるので、うまく活用していくことで経営を安定できます。
メリット・デメリットを考慮して、どの形態にするか検討してください。