ひとりサロンの始め方

内装費用の実際

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りっきー先生
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内装はお客様が最初に感じる「サロンの印象」を決定づけます。清潔感や統一感がある空間は信頼感を生み、リピート率向上につながります。内装が与える印象は、施術の効果や満足度にも影響を与えるため、デザインや配置は細部までこだわりましょう。

たか
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アレもこれも出来るようにしたい!でも費用はどれくらい?

りっきー先生
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内装費用はサロンの運営初期に大きな負担となる部分です。計画性がないと、想定以上のコストがかかることも。事前に見積もりを取り、無理のない範囲で計画を立てましょう。

ひとりサロン経営をしていると、どんどんひとりサロン経営者(ネイルサロンやマツエクサロン、整体院、赤ちゃんフォトスタジオなど)とつながり、自分のサロンだけでなく、友人たちのサロンの経験も紹介していきます!

りっきー先生
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この記事では内装費用を考える時に必要な物や予算について紹介しています!

内装にかかる主な費用項目

壁紙・床材のリフォーム費用

壁紙や床材は空間全体の印象を左右する重要な要素です。

壁紙の張替えは1㎡あたり1,000~3,000円程度、床材の変更は素材によりますが1㎡あたり5,000~10,000円が目安です。デザイン性と耐久性のバランスを考えて選びましょう。

照明設備の設置費用

リラクゼーションを提供するサロンでは、照明や音響が大切です。間接照明や調光機能付きライトを設置することで、リラックスした空間を演出できます。費用は設備により異なりますが、全体で10~30万円程度が目安です。

施術ベッドやチェアなどの家具購入費用

施術ベッドは10~20万円、チェアは5~10万円ほどが一般的な価格帯です。快適性や耐久性を考慮し、お客様だけでなく施術者の使いやすさも重視して選びましょう。リース品を活用すれば初期費用を抑えられます。

りっきー先生
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お手頃価格のベッドでは揺れたり、軋んだりがあります。これは意外とお客様は気にされます。おすすめは「高田ベッド」です!

うつ伏せの施術が多いなら有孔タイプが良いです!

インテリア小物や装飾品の費用

観葉植物やアロマディフューザー、壁飾りなどの小物は、サロンの雰囲気を決定づけるアイテムです。1~5万円の予算でセンスの良いアイテムを揃え、統一感を持たせることで、上質な空間を演出しましょう。

サロンの規模別に見る内装費用の目安

小規模(~20㎡):初期費用の目安

小規模サロンの内装費用は50~100万円が目安です。コンパクトな空間では、家具の配置やデザインを工夫して効率よく使うことがポイント。コストを抑えつつ、温かみのある雰囲気を作りましょう。

中規模(20~50㎡):初期費用の目安

中規模サロンでは、100~200万円程度の費用が想定されます。スペースが広がる分、ゾーニング(施術エリアと待合スペースの分離)が重要になります。動線設計に気を配り、快適な空間作りを目指しましょう。

りっきー先生
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約15坪(49㎡)で接骨院をOPENした知人は、内装費が約200万円だったそう。

大規模(50㎡以上):初期費用の目安

大規模サロンでは、300万円以上の費用がかかることも。エリアごとに異なるテーマを設定し、豪華で統一感のある内装を作ることが可能です。プロの内装デザイナーに相談すると良い結果が得られるでしょう。

コストを抑えるための工夫

DIYでできる範囲とそのコスト感

内装工事の一部をDIYで行うことで、費用を大幅に抑えられます。ペンキ塗りや簡単な棚の設置など、比較的簡単な作業なら材料費のみで数千円~数万円で済みます。ただし、仕上がりにプロと差が出る場合もあるため、専門技術が必要な部分は業者に依頼しましょう。

中古家具やリース品の活用

中古市場や家具リースサービスを活用すれば、内装費用を約30~50%削減できます。特に施術ベッドやチェアなどの高価なアイテムは、状態の良い中古品を選ぶとコスパが良く、環境にも優しい選択です。

りっきー先生
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運が良ければ、新古品を狙うのがおすすめです!私が最初に買った折りたたみベッドは新古品です!

地域の補助金や助成金の利用

自治体や商工会議所が提供する補助金や助成金を活用すれば、内装費用の一部を負担してもらえる可能性があります。創業支援プログラムなどの制度を調べ、条件を満たして申請することで、初期費用の負担を軽減しましょう。

成功するサロン内装のポイント

お客様がリラックスできるデザインの考え方

リラクゼーション効果を高めるためには、落ち着いた色合いや自然素材を取り入れることがポイントです。木目調の家具や柔らかい間接照明を使い、お客様がリラックスできる癒しの空間を演出しましょう。

サロンコンセプトに合った内装テーマの選び方

サロンのコンセプトを明確にし、それを反映した内装デザインを選びます。例えば「和モダン」や「北欧風」など、一貫したテーマがあるとお客様に特別感を提供でき、印象に残るサロンになります。

動線設計の重要性

お客様とスタッフが快適に移動できる動線設計が重要です。受付から施術スペース、休憩エリアまでスムーズに移動できる配置を考え、無駄なストレスを与えない空間作りを目指しましょう。

内装業者に依頼する際の注意点

業者選び

内装業者を選ぶ際は、実績や口コミを確認し、数社から見積もりを取ることが重要です。具体的な費用項目や工事内容が明確に記載されているかをチェックし、希望を丁寧に伝えることでトラブルを防ぎます。

見積もり時に確認すべき項目

見積もり時には、材料費や工事費、追加費用の有無などを細かく確認しましょう。「一式」と記載されている場合は内訳を聞き、不明点を解消してから契約することが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

内装に投資する金額は、サロンの規模やコンセプトにより異なります。無理のない予算設定を行い、必要な部分にしっかり投資することが成功の鍵です。

内装は一度整えたら長く使うものです。短期的なコスト削減だけでなく、長期的に維持しやすいデザインや素材を選ぶことが大切です。初期投資と維持費をバランスよく考え、長期的な視点で投資しましょう!

ABOUT ME
りっきー先生
りっきー先生
ひとりサロン・治療院経営者
田舎でひとりサロン(のち治療院)を経営! 雇われを卒業して経営者の道へ あまりお金をかけず、自分で出来ること(チラシ・ポスティング・DIY・経理など)は全部やってみて、ひとりサロンを開業。夢を実現し、人もお金も時間も自分の裁量へ!少しずつ大きくなって、本当の自由を手に。そしてさらにその先へ! さまざまなサロン・治療院経営の本を読み、セミナーを受け、紆余曲折・無駄足を踏み…。これからサロンを経営して自由を得たい!という方には無駄な回り道をしてほしくない!これから歩みだす方や停滞を打破したい方に向けた役立つ情報発信ブログが今の生き甲斐。
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