ひとりサロンの始め方

夢のサロンを形にテナントの選び方

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りっきー先生
りっきー先生

自宅サロンからスタートして、固定客がついてきたし、ちょっと手狭に感じてきた方や、集客の面から考えても、やはりテナント借りて開業だ!という方も、テナント選びは慎重にね。

たか
たか

やっぱり人通りが多くて、大きな道に面しているところがいいなぁ!駅近が良いし、広くて安いところないかなぁ?

りっきー先生
りっきー先生

コンセプトに基づくことも大事だし、広くなれば、それなりに初期費用が高くなるよ…物件は「縁」も大事だし…

ひとりサロン経営をしていると、どんどんひとりサロン経営者(ネイルサロンやマツエクサロン、整体院、赤ちゃんフォトスタジオなど)とつながり、自分のサロンだけでなく、友人たちのサロンの経験も紹介していきます!

りっきー先生
りっきー先生

この記事ではあなたに合ったテナントが見つかるようにテナント探しのポイントを紹介するよ!

立地選びの基本

サロンに適した立地とは?

サロンに適した立地は、顧客が「通いやすい」と感じる場所です。特に、駅から徒歩圏内やバス停近くはアクセスが良く、集客が見込めます。また、周辺にカフェやショッピング施設があれば、顧客が来店しやすくなります。立地の選定は、利便性と集客力が重要です。

集客力を高い場所の見極め方

集客力が高い場所は、人が集まるエリアで視認性が高いところです。

基本的に駅近や商業施設内、オフィス街の近隣の路面店は特に集客力が高い場所です。

競合との距離を考える

競合が多いエリアでは集客が難しくなることもあります。

同じエリアにサロンが集中している場合、強い差別化が必要になります。

ただし、近くに競合が少ない場所でも需要が少ない可能性もあるため、競合の有無だけでなく、ターゲット層の数やニーズを見極めることが大切です。

ターゲット層に合ったエリアを選ぶ

顧客層を意識したエリア

ターゲット層に適したエリアを選ぶことが重要です。

例えば、若年層は学校近くやおしゃれなカフェやショップが集まるエリア。ファミリー層を狙うなら、住宅街(マンションなどの多い地域)や商業施設が適しています。高齢者層を意識するなら、病院近くや落ち着いた住宅街など、層に応じた立地選びを。

仕事終わりの人を狙うのであればオフィス街もアリですね!

どの層をターゲットにするか?

ターゲット層を決めるのはお店のコンセプトによります。コンセプトによって狙う層も違うし、お店の雰囲気も違ってきますので適した場所を探すにはコンセプトに沿った場所を探しましょう。

コンセプトをまず明確にしておきましょうね

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交通アクセスと利便性

通いやすさが集客に与える影響

通いやすさは、サロンにとって非常に重要な要素です。駅から徒歩圏内や、主要な道路からアクセスしやすい場所にサロンを構えることで集客が見込めます。交通の便が良いと再来店しやすく、リピーターを獲得するための鍵となります。

駐車場や交通機関のアクセス状況

地域性もありますが、駐車場の有無や交通機関のアクセス状況は、集客に大きく関わります。車で来店する顧客が多い地域では十分な駐車場スペースがあるか、また、駅やバス停からのアクセスが良好かを確認しましょう。

りっきー先生
りっきー先生

私のように田舎で営業しているところは、駐車場は絶対必要だよ!(歩いてくる人はいません)

店舗の広さとレイアウト

サロンに必要なスペースとは?

サロンの店舗スペースは、無駄なく使えることが重要です。狭すぎず広すぎない、ちょうど良い広さが求められます。広すぎるとコストが増える(冷暖房費用やそもそも広さで賃料が変わる)ため、効率的なレイアウトで最大限の利益を出す工夫が大切です。サロンに必要なスペースは、提供するサービスの内容によって異なります。例えば、ネイルやエステなら、施術台や備品の配置を考え、動線を確保できる広さが求められます。狭すぎると窮屈に感じられ、広すぎると無駄なスペースが増えてしまいます。

狭すぎず広すぎず、効率的に使えるレイアウト

サロンの広さは、必要な設備を効率的に配置できる広さを確保し、顧客にとって快適な空間を作りましょう。レイアウトは、施術がしやすく、かつお客様にリラックス感を与えることを目指します。材料などがごちゃごちゃとお客様の目につかないように、収納も考える必要があります。

家賃とコストのバランス

りっきー先生
りっきー先生

家賃はサロン運営において大きなコストです。予算をしっかりと設定し、家賃と売上のバランスを考えましょう。初期費用が高い場所は魅力的でも、長期的に運営が難しくなることがあります。月々の家賃が収益の何%を占めるかを計算し、予算内で賢く選ぶことがポイントです。

初期費用と月々の家賃の目安

初期費用には、敷金、礼金、内装工事費用などが含まれます。

月々の家賃は、収益の20%〜30%を目安にすると健全な運営ができると言われています。

高すぎる家賃の場所では、売上が上がらない場合、すぐに運営が難しくなるため、コストパフォーマンスの良いテナントを選ぶことが重要です。

予算内で賢く選ぶ方法

予算内で賢く選ぶためには、まずコストをしっかりと計算し、余裕を持ったプランニングが必要です。高すぎる家賃は負担になりますが、安すぎる立地も集客力に欠ける場合があります。収益見込みを元に、立地や条件を慎重に比較して選ぶと良いでしょう。

設備と内装の状況

すでに整っている設備の確認

サロンの設備や内装がすでに整っている場合、初期投資を大幅に抑えられます。例えば、エアコンや照明などが既に設置されていれば、そのまま利用することができるため、改修費用を節約できます。契約前に設備の状態を十分に確認し、必要な場合は交渉することが重要です。

りっきー先生
りっきー先生

初めて紹介されたテナントは業務用の冷蔵庫が多数残っており、処分は借主負担でした!もちろんお断りしました。条件は良く確認してください。

内装の改装費用や手間を考える

店舗の内装や設備が古かったり、希望に沿わない場合は改装費用がかかります。改装の規模や工期も考慮し、コストと手間を計算しましょう。例えば、壁紙の張替えや照明の変更、施術台の設置など、必要な改装内容を事前にリストアップして予算を立てることが大切です。

多少であれば自分で直すDIYも悪くありません!DIYできれば、材料費だけで済みます。床だけオシャレにしたいとか、壁紙だけ変えたい!であればDIYでも十分可能です。

契約条件と注意点

契約書の確認ポイント

賃貸契約書には、解約条件や更新手続き、賃料の変更条項など、注意すべきポイントが多くあります。解約手数料や退去時の修繕義務など、後々トラブルになることを防ぐために、契約前に全ての条項を確認しておきましょう。

解約条件や更新手続きについて

解約条件や契約更新時の手続きは重要なポイントです。サロンが思うように運営できなかった場合、契約解除が容易であることは経営リスクを減らします。また、更新時に家賃が大幅に上がる場合もあるため、その条件について事前に把握しておくことが賢明です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

理想のお店にするためにはテナント選びはとても重要です。しかし、なかなか自分の希望する場所、広さ、アクセス、設備、賃料は揃わないものです。

重要なのはバランス。私のところは賃料は安めに抑えられましたが路面店と言える程の大きな通りには面しておらず、大きな看板などの集客はできませんでした。でも1本中に入った通りということで、閑静でサロンの雰囲気には合っています。広さもひとりで始めるには申し分ない広さでした。もちろん駐車場もあって良かったです!

物件はよく縁と言われますので、すぐには見つからなくても条件に合う場所が出てくることがあります。

しっかりと予算を考え、常にアンテナを張って腰を据えて物件探しをしましょう!

ABOUT ME
りっきー先生
りっきー先生
ひとりサロン・治療院経営者
田舎でひとりサロン(のち治療院)を経営! 雇われを卒業して経営者の道へ あまりお金をかけず、自分で出来ること(チラシ・ポスティング・DIY・経理など)は全部やってみて、ひとりサロンを開業。夢を実現し、人もお金も時間も自分の裁量へ!少しずつ大きくなって、本当の自由を手に。そしてさらにその先へ! さまざまなサロン・治療院経営の本を読み、セミナーを受け、紆余曲折・無駄足を踏み…。これからサロンを経営して自由を得たい!という方には無駄な回り道をしてほしくない!これから歩みだす方や停滞を打破したい方に向けた役立つ情報発信ブログが今の生き甲斐。
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